資金繰り表
利用できるローン
アパート・マンション経営では通常、始めにお金を支払い、残りはローンを組んで家賃収入を返済にあてています。
資金をどの辺まで投じるかをよく考えなければいけませんが、はじめに建設資金ありきではなく土地に適合した建設プランを立てて、その後に、それを実現させるための資金調達を検討することが大事です。
利用できるローンとしては、公的融資と民間融資の2種類に大別されます。近頃は、銀行がアパート・マンションローンに力を入れていることなどもあって、公的融資よりも民間融資のシェアが大きくなってきています。
ただ、分譲マンションを購入する場合と賃貸住宅を建設する場合とでは、融資の種類も異なってくるので注意するがあります。
資金繰り表を作る
アパート・マンション経営をやり始めるまでには、建設資金はもちろんのこと、契約にともなう手数料や税金、保証料など、いろんな費用がかかります。諸費用は融資をする前に必要なものが多く、場合によっては自己資金で対処することもあります
また、融資金がおりる時期と決済期がずれてしまうことがあり、そうなると、つなぎ融資を受けなければいけなくなります。ちなみに、つなぎ融資とは本来の融資が実行されるまでの短期間だけ借り入れる融資のことをいいます。
竣工までの資金繰り表を作っておけば、いざというときに資金不足で慌てなくてもすみます。資金繰り表は、手元の資金の動きがこれからどうなるのかを明示したものです。
建設工事の流れを踏まえて、どのタイミングでどれくらいお金が必要になるのかを書き込んでいきましょう。