自分の行動・調査が大切
2つの視点
市場動向の調査は、マクロ的な視点とミクロ的な視点の2つの視点でみていくことが大切です。
マクロ的な視点とは、国土交通省の建築着工統計などで賃貸住宅の新規着工件数を調べることです。一方、ミクロ的な視点とは、周辺地域で需要のある間取りや広さなどを調べることを指します。
賃貸住宅市場の将来を予測していくためには、全体的な動向を知る必要がでてきます。ただ、都市部と地方都市とで状況が異なりますので、それを考慮しなければいけません。
そうなると、アパート・マンション経営において重要なことはミクロ的な視点で周辺調査をしていくことです。調査をするにあたって、自分で出来ることを挙げてみます。
◆賃貸住宅の管理・仲介をする不動産業者に話を聞く
・家賃や敷金、礼金の相場もわかり、おおよその収入を予測できる
・入居希望者のニーズを把握しているので、どのような間取りや外装が人気なのかを知ることができる
◆近隣地域を見てまわる
・空き室の多い物件は需要にあってない証拠。反面教師として参考にする
・実際の空室状況や世帯状況を知ることができる
とにかく、自分の足で歩いて情報を得ることが大事です。
駐車場経営
ドライバーにとって利用しやすい駐車場とはどういうものかを知ることが、駐車場経営を成功させるために重要なことといえます。
例えば、「駐車場の規模が大きい」「カーナビでの駐車場情報がある」「料金が安い」「営業時間が長い」「駐車しやすい」「駐車場への案内システムがある」など、ドライバーのニーズに合わせた駐車場をつくることが必要です。
駐車場料金の相場については駐車場の運営・管理を行う会社に問い合わせてみましょう。また、時間貸し駐車場を考えているのなら、自分で近隣の料金を確認することも可能です。