中古物件を扱う
副業として
サラリーマンにとって不動産経営はうってつけの副業ということができます。安定収入があるため銀行融資が受けやすく、また、いわゆる「兼業禁止規定」にも不動産経営は触れないとされているからです。
一室投資の場合、高利回りを期待するなら必然的に中古物件ということになります。その場合、構造、総戸数、立地、管理形態など注意すべきポイントがあります。
物件購入にあたってチェックすること
◇ゴミ置き場、廊下や階段などのチェック
・そのマンションの入居者のモラルを確認
・多数の人が利用する共用部分を確認する
◇エントランスのチェック
・薄暗かったり、汚れていたりしないか
◇周辺環境のチェック
・アパートの近くに山や川がある場合、自然災害の恐れもあり、日常の管理を怠れば
老朽化を早めてしまう
◇共用部分のチェック
・廊下や階段などに個人の荷物が長期に渡って放置されていないか
◇大規模修繕計画のチェック
・修繕時期とともに積立金の額も確認する
・適切な修繕積立金がされていないと、後に大幅なコストアップがされてしまう
また、総戸数は多ければ多いほど空室に対する不安も改善できるので、先を見据えて少なくとも8戸以上の物件を選択したいものです。そして、清掃などの基本的な管理がされているかもチェックしたいところです。
マンションの場合、構造についてはRC鉄筋コンクリート造の物件がお薦めです。価格の高いものもありますが、この点は一室投資の場合も同様です。
築年数が30年を超えている物件であっても、RC鉄筋コンクリート造なら安心できるといえるでしょう。