設備を考える
ニーズに合った設備を
年々、入居者が求める設備水準は高くなってきています。これでは、ニーズに応えられない物件の空室率が高くなるのもやむを得ません。
設備の取替えを入居後に行うのは難しくコストも高くなるので、事前に標準設備を整えておくほうが無難です。
ニーズに合った設備
近頃は、学生や独身者を対象にしたアパートでもテレビやベッド、洗濯機などが備え付けられた物件もでてきています。
学生用のワンルームとファミリータイプでは、希望する設備も違っているので、ターゲットに合わせた設備選択が大事といえます。駐車場を準備したり、音楽練習やペット飼育を自由するなど差別化を図るのもひとつの方法です。
防犯対策は大切
一時期、世間を騒がせたピッキングによる犯罪が横行したことで、入居者の防犯に対する意識が強くなってきます。ピッキングに強い鍵やドアロックなどの基本的な設備を整えることと共に、防犯設備に関してはしっかりと配慮しておかなければいけません。
では、防犯対策として求められるものを挙げていきましょう。
□警報機 □防犯カメラ □複数の鍵の備え付け □屋外や共用部分の照明
□自転車置き場やバルコニーなどに面する窓への防犯対策
また近頃は、エレベーター内にもカメラを設置したり、指を置くだけで棟内に入ることが可能な「オートロック指紋照合システム」を導入するなどの設備もあります。
防犯設備はこれからのアパート・マンション経営には、防犯設備は必須といえますので、ターゲットに合わせた設備を整えることが重要といえるでしょう。